メキシコ人漁師とコンサルタント

※当記事はプロモーションを含みます。

最初に断っておきますが私はほぼメキシコ人漁師のメンタルです。
やりたいことをやって、子供が大きくなって静かな老後が過ごせればいい。
その静かな老後が怪しくなってきたんで勉強中です。

細かいディテールの違いはありますがネットに同類の話はいっぱい上がっていますので探してくださいでは少し冷たいのであらすじだけちょっとかいつまんで説明しますね。

メキシコの海岸で昼寝する漁師にハーバードで経営学を学んだコンサルタントがアドバイスをします。

昼寝とは優雅ですね何の職業をなさっているですか。
すると漁師が今日の漁はもう終わったから昼寝してるんだよと答えます。

ではあなたは腕のいい漁師なのですね。

ならばコンサルタントの私があなたが億万長者になる方法を伝授しましょうと言い出します。
まずあなたはもっと長時間漁をしてもっとお金を稼ぐ必要があります。

少し儲かったら人を雇って事業を拡大しましょう。その頃には魚を取り過ぎてしまう可能性がありますから、養殖業を始めましょう。

自己資金で養殖ができるようになったら銀行の融資を受けて、養殖した魚を自社工場で加工して世界中に輸出しましょう。
すると漁師はそこまで何年かかるんだい。
借金を完済して、あなたが億万長者になるのに私なら20年かからないようにします。
すると漁師はそんなに金を稼いだ後どうするんだい?
コンサルタントは自信満々でこう答えます。「あなたの老後は悠々自適で昼から海岸で昼寝が出来ますよ。」
すると漁師はそんな生活なら20年かけなくてももうしているよ。

物事の多面性
この例えば話だと漁師は何もしないで今の生活を続けていればいいことになりますが世の中には予期もしないことが次から次へと起こります。
 
漁師側から見ると漁師が病気になって漁に出れなくなるかもしれない。
魚が取れなくなるかもしれない。
仕事中に怪我をして長期間漁が出来なくなるかもしれない。
子供が私立芸大に入学したいと言い出して大金が必要になるかもしれない。

コンサルタントの助言に従ってリスクを取ったらコンサルタントが詐欺師かもしれなくてコンサルタント料だけ取られてとんずらされるかもしれない。

人を雇ったら急に魚が取れなくなって、漁師を廃業しなけらばならなくなるかもしれない。

銀行に融資を受けたら加工品の缶詰に不良品が見つかって借金を返済する前に会社が倒産するかもしれない。


結論 自分でとれるリスクを取って資産を増やして、自分に合った悠々自適を探しましょう。

その方法には何万通りのもの正解があるはずです。



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