不祥事を起こした会社の株を俺は買わない

※当記事はプロモーションを含みます。

ここで言う不祥事とは粉飾決算、パワーハラスメント、セクシャルハラスメントなどのモラルに関する問題です。

一時的には強い指導者が赴任して、立て直しが図られるでしょう。

しかし、なぜ問題は起こったのでしょうか。一部のモラルの欠如した社員がすべて引き起こした。?

本当に周りの人は誰も気づかなかったのでしょうか。まったく少しも!!

そんなことはないでしょう。私には関係ないし、私の課じゃないし、私の部下じゃないし、私の上司じゃないし、私の懐が痛むわけじゃないしそう思った社員は一人もいないのでしょうか。

居ないなら居ないでそれも問題ですが!!

皆さんはいい上司が来た時に限って問題が発生すると思ったことはありませんか?

ろくでもない上司がいるときには、ここで問題を起こそうものならあのろくでなしに何を言われるのかわからないそんな緊張感があるものです。

上司がろくでなしなら、あいつに問題の解決を持ち掛けても解決するはずがない、私に被害が及ぶだけだ黙っていようとなります。会社の利益より個人の保身が優先されるわけです。

いい上司が赴任してきます、この人なら問題を解決してくれるかも、不祥事を白日の下にさらしてくれるかも、そして問題は発覚します。ついでに今までろくでなし上司の下でストレスフルだった部下はほっとしてメンタルダウンしたり、気を抜いて小さなミスをしたりします。

これがいい上司が来た時に問題が起こるような気がする所以です。

不祥事が解決され、問題のある人は左遷、解雇、子会社に出向、ろくでなし上司もいい上司も転勤し、モラルに問題があった人は転勤していきます。しかし、すべての人を同時に全て入れ替えることはできません。

そこに前述した問題にもならないくらいのモラルが少し欠けた企業風土が継承されたままになるのです。

そして月日が巡り、ろくでもない社員がまた発生した時、みんなが少しずつ見てみないふりをして、同じような問題が繰り返されるのです。

不祥事で株価が下がったから復活するかもなんて考えず、紙切れになるかもしれない株を買うより、未来に向かってどんどん発展する会社を探して、投資しましょう。

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